朝倉市・円清寺に伝わる銅鐘。高さ67.0cm、笠形39.4cm、口径49.1cm。銘はないが、高麗時代の初頭の作とみられる。円清寺は、黒田家家臣栗山備後利章が建立した。この鐘は、黒田長政が文禄の役の後、持ち帰ったものと伝えるが、『筑前国続風土記拾遺』及び『円清寺縁起』によれば、もと豊後国日田郡渡村長福寺の什物で、慶長5年(1600)の戦いの際、黒田如水が出陣して、この寺にもたらしたものと伝わる。