福岡市美術館が所蔵する松永コレクションのうちの1幅。縦25.3cm、横45.1cmの紙本著色の掛幅装。病草紙は諸国にみられる奇病やその治療などを説話的な興味によって集めた絵巻で、本図はその一部である。京都の高利貸しの女が、美食に明け暮れ肥満が過ぎたために、ひとりで歩くことさえままならなくなったさまを描いている。