月江正印(げっこう しょういん、1267~?)は中国・元の代表的禅僧の一人で、わが国からも多くの入元僧が参禅し、その墨蹟がもたらされている。本作品は、本文21行、紙本墨書、掛幅装、至正10年(1350)秋に書かれた七言絶句七首。84歳の書で、枯淡の風格を伝えた名蹟である。