県指定 有形文化財 美術工芸品

宮原天満宮石幢残欠

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時代/南北朝  所在地/大牟田市宮原町1-191 駛馬天満宮
【指定年月日】
昭和37年4月19日

【公開等】
常時公開

駛馬天満宮にある藤原助継作の石造物。彫刻のある四角の笠塔婆の塔身の上に、五輪石塔がのるが、本来は無関係のもの。塔身は高さ60cmの凝灰岩製で、四方に絵画彫刻がある。一面は山林中に三重塔をおき、下に僧と楽器をもつ人物を配し、下方に馬と人物立像をおく。右側は風化が激しく剥落。奥面は、岩上に堂宇をおき、下方に二獣がすわり側に僧が立つ。左面は深山・森林・建物等が配される。これらは「海竜王経」の中の舎利供養図、捨身飼虎図、須弥山世界観図を描くものとする説がある。

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