県指定 有形民俗文化財

海雲寺の宝篋印塔

  • 海雲寺の宝篋印塔
時代/江戸  所在地/遠賀郡芦屋町中ノ浜5-16
【指定年月日】
昭和37年2月20日

【公開等】
常時公開

宝篋印塔とは仏塔の一種で、もともとは「宝篋印陀羅尼」という経典を納めたことからその名がある。墓や供養塔としてさかんにつくられた。この宝篋印塔には経筒・銅板が収められており、それらの記述から寛政9年(1797)に芦屋・山鹿地区でおこった大火事での犠牲者を供養するために、僧豪潮によって享和3年(1803)にたてられたものであることがわかる。高さ6mを超える、堂々とした造りである。

地図で見る