国指定 史跡

須玖岡本遺跡

  • 須玖岡本遺跡
時代/弥生
所在地/春日市岡本6丁目他
【指定年月日】
昭和61年6月24日
平成12年9月6日(追加・名称変更)
平成14年12月19日(追加)
平成16年9月30日(追加)
平成22年8月5日(追加)
平成25年10月17日(追加)

【公開等】
開館:午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)遺跡公園は常時公開
休館日:第3火曜日(祝日のときはその翌日)、12月28日~1月4日
入館料:無料
問合せ先:春日市奴国の丘歴史資料館(092-501-1144)

弥生時代中期~後期(約2,100~1800年前)を中心とする遺跡である。
1899年に、巨石の下で見つかった甕棺墓の内外から、中国の前漢鏡30面前後、銅剣・銅矛・銅戈、ガラス璧、勾玉や管玉などが出土し、『魏志倭人伝』に記載がある「奴国」の王墓とされている。
さらに王墓の周辺では「王族墓」と呼ばれる副葬品を持つ甕棺墓が発見されており、有力者集団が存在していたとみられる。
王墓北側の坂本地区では青銅器鋳造関連の遺構や遺物が見つかっており、王の都だけでなく、当時の最先端の工業地帯でもあったことがわかっている。

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