バクチノキは、房総半島以西の暖かい地域に自生する常緑高木である。白馬山のバクチノキは、安国寺奥の院から白馬山頂上に至る、7合目付近の2本のバクチノキからなる。1号木は樹高14.2m、胸高周囲2.1m、根元周囲3.2m、2号木は樹高16.5m、胸高周囲2.6m、根元周囲4.0mの規模である。香春町のバクチノキと同等の規模を持ち、自然林相の中でかつ大木が接近して生育し、樹勢も旺盛である。樹齢は400年を越えると考えられる。「バクチノキ」という名は、絶えず古い樹皮が剥がれ落ち、幹を顕わにしている様子を、博打に負けて身ぐるみを剥がされる姿に例えたことに由来する。