国指定 史跡

板付遺跡

  • 板付遺跡
時代/弥生  所在地/福岡市博多区板付2、3、5丁目
【指定年月日】
昭和51年6月21日
平成12年3月16日(追加)
平成14年12月19日(追加)
平成18年1月26日(追加)

【公開等】
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)
休館日:年末年始(12月29日~翌年1月3日)
入館料:無料
問合せ先:板付遺跡弥生館(092-592-4936)

弥生時代前期(約2400~2200年前)の集落で、東西約80m、南北約110mの溝が楕円形に巡っており、環濠集落である。溝の内部には住居跡やコメなどの食料の保管をしていた貯蔵穴が見つかっており、周囲には水田跡が広がっている。水田には井堰を設置して水量を調整するなど、整備された水田が広がっていたことが分かっている。用水路からは木製の鋤・鍬や稲の穂を摘む道具である石庖丁など農工具が多く発見されており、水田からは当時の人々の足跡も発見されている。

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