県指定 有形文化財 美術工芸品

隈・西小田遺跡群甕棺墓出土品 第2・3・5・8・10・13地点甕棺墓群出土品

  • 隈・西小田遺跡群甕棺墓出土品    第2・3・5・8・10・13地点甕棺墓群出土品
時代/弥生  所在地/筑紫野市二日市南1-9-1 筑紫野市歴史博物館
【指定年月日】
平成17年2月23日

【公開等】
開館:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合、翌平日)、年末年始(12/28~1/4)
入館料:無料
問合せ:筑紫野市歴史博物館(092-922-1911)

隈・西小田遺跡は弥生時代を中心とした集落跡と墓地などが見つかっており、中でも甕棺墓は1600基余りが見つかっている。このうち弥生時代中期(約2000年前)の首長の墓と考えられる第3地点109号甕棺墓、第13地点23号甕棺墓では、埋葬された成人男性の右手にゴホウラ貝製腕輪がはめられ、他にも細形銅剣や鉄戈、鉄剣、前漢鏡が出土している。
このほか丘陵斜面からは一括埋納された銅戈23本が発見され、1本の茎部分には鹿の絵が刻まれている。
これらの出土品の他、複数の青銅、鉄製品や石製品、銅剣の刺さった人骨などが県指定文化財に指定されている。

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