朝倉市街地を見下ろす丘陵に築かれた墓地で、古墳時代前~中期の古墳11基、土壙墓57基の墳墓群と、奈良~平安前期の火葬墓37基からなる。出土品には初期須恵器をはじめ多様な副葬品があり、朝鮮半島との深いつながりがうかがえる。武器(刀・剣・鏃等)、鍛冶具(斧・鋏・鎚等)、装身具(勾玉・管玉・耳環等)がその例。また火葬墓からは、長沙窯製を模した土師質の白釉緑彩器が出土している。