八坂神社は、元和3年(1617)小倉城主細川忠興が南北両神殿を造営し、南殿に不動山(愛宕山)から祇園社を移し、北殿に三本松の祇園社を移したのを由来とする。この石燈籠は元和4年(1618)に小倉藩初代藩主細川忠興の眼病平癒を祈念して直臣が奉納したものである。硬砂岩製で本殿脇に1対あり、右側は高さ1.6m、左側は高さ1.67mある。