国指定 重要文化財 建造物

中島家住宅 主屋 醤油蔵 酒蔵

  • 中島家住宅 主屋 醤油蔵 酒蔵
時代/江戸  所在地/田川郡添田町1860
【指定年月日】
昭和52年1月28日

【公開等】
見学時間 修理工事中
問合せ  添田町まちづくり課 tel 0947-82-5964

中島家住宅は、小倉から英彦山に至る街道の宿場町添田に位置する。中島家は、江戸末期に「綿屋」の屋号で酒や醤油、ハゼ蝋の製造販売を生業としていた商家である。 主屋は住宅兼店舗で安政6年(1859)には建築されていたと考えられている。切妻造、平入、一部2階建、桟瓦葺、土蔵造である。町家でありながら農家に近い平面を持つ。酒蔵、醤油蔵はともに切妻土蔵造の蔵で、醤油蔵は天保 13(1842)年の建築で酒造業の後に営んでいた醤油醸造業のための蔵である。酒蔵は建築年代が明らかではないが、明治初年から大正年頃まで営んでいた酒造業のための蔵である。大型の町家で、蔵や門、塀など付属屋もよく残っており貴重である。

地図で見る