国指定 重要文化財 建造物

風浪神社本殿

  • 風浪神社本殿
時代/室町  所在地/大川市大字酒見726-1
【指定年月日】
明治40年5月27日

【公開等】
見学時間 8:00~17:00
問合せ 風浪宮 tel 0944-87-2154

風浪神社は、社伝によると神功皇后が新羅親征の帰途、暴風にあった際に白鷺に導かれて榎津に無事到着でき、白鷺がとまった樟のある聖地に社殿を建てたことが起源とされる。主祭神は、少童命(ワダツミノミコト)で、現在も地域の人々からは「おふろうさん」の愛称で親しまれ信仰を集める。
現在の本殿は、永禄3年(1560)に筑後国柳川城主の蒲池鑑盛の再建とされる。三間社流造、檜皮葺である。周囲には勾欄付き切り目縁を廻し、正面には登り勾欄付の五段木階を設ける。内部は前後に二分され内陣と内々陣からなり、内々陣に一段高くして上座が設けられる。

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