黒田家伝来であった刀。長さ約67.5cm。銘は、(表)一葉葵紋 筑州信国源正包 (裏)享保十二丁未春三月とある。源正包は、前銘を信国重包といい徳川中期の刀工。南北朝の末期、京より豊後国に移住して鍛刀をした京の信国の子孫が宇佐信国と称せられ、後にその一派が筑前に住みついて、代々信国何某という銘を切るようになった。この源正包も一派の内の一人で徳川吉宗の佩刀を献上して将軍よりおほめに預り、徳川家より葵紋を刀の銘の上に刻むことを許された刀鍛冶であり、黒田家御抱鍛冶であった。