重要文化財 美術工芸品

萬行寺 木造阿弥陀如来立像  快成作  像底に仁治三年九月、法橋快成の朱書銘がある

よみがな/まんぎょうじ もくぞうあみだにょらいりつぞう
時代/鎌倉
所在地/福岡市博多区
【指定年月日】
令和元年7月23日

像高81.7cm、ヒノキ材の割矧造。左右手とも第1・2指を捻じ、左足を踏み出した来迎の姿を表す。像底朱書により仁治3年(1242)に法橋快成により造られたことが分かる。
足裏に足枘を造らず、朱描で仏足文を表しており、当初は像底に穿たれた枘孔に枘を挿して像を台座に立てたとみられる。このような構造は、13世紀から14世紀にかけて現在30例以上が知られており、本像は古例に属する。本像は類品中早い時期の制作になり、かつ朱書銘により制作年代と仏師が判明する希少な例として極めて重要である。

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