像高57cm、ヒノキ材の寄木造。頭部は小ぶりの肉髻で、張りのある頬で、眼鼻立ちのすっきりした顔をしている。小像ながら胸が厚く、衣文の彫りも深く、たっぷりとした量感を持つ。胎内に多くの墨書銘があり、宝治2年(1248)に大仏師宗慶が造り、永正15年(1518)、天文12年(1543)、安永4年(1775)と3度の修理を行ったことが分かる。県内では数少ない鎌倉期の在銘仏である。