古代から修験の道場として広く信仰の対象であった求菩提山から出土した平安時代の経塚出土品で、この時期に修験が最も盛んであったことを示している。本資料は、上宮地区・中宮地区・護摩場地区の経塚からの出土品で、経筒の銘文に現れる厳尊・隆鑒・行賀は銅板法華経供養に関係する人物であり、当時の求菩提山では経塚造営という宗教行事が大きな部分を占めていたことを知ることができる。