有形文化財 美術工芸品

石造宝塔

よみがな/せきぞうほうとう
時代/南北朝
所在地/遠賀郡芦屋町中ノ浜9-45 芦屋町中央公民館
【指定年月日】
昭和60年5月28日

全高93.5mで、花崗岩製の笠・塔身・基礎の3石からなる。笠は上部に薄く露盤を作り、四隅に降り棟、稚児棟をつけ、裏に隅木と棰を刻みだしている。塔身は円周型で四方に柱・長押等で扉をつくり、左右は閉じ、前後には蓮華座に座る如来を肉厚に陽刻している。扉の間の四隅には、邪鬼を踏えた天部立像(多宝如来・釈迦如来・四天王像)が彫刻されている。
本資料はいわゆる中央風の宝塔で、技法等にも洗練されたものがうかがわれる。基礎の額部に「建武四年(1337)丁五十二月十五日造立」と彫刻されていることから造立年も明らかで、二如来・四天王を刻んだ優作である。

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