出土遺構の時期や性格は不明であるが、昭和52年(1977)に中寒水屋敷遺跡から出土したものである。有節柄の銅剣で、漏斗状の柄頭は欠損、また剣身の半分以上は欠損し、欠損後埋没時以前に研ぎなおされている。柄は棒状で、2本の節がつき、鍔平坦部他に布目痕・撚糸痕が見られる。現存全長19cm、重さ164.5gである。本出土品は柄の断面形や鉛同位体の分析などから、中国製ではなく朝鮮半島で製作された可能性が高い。細形銅剣に先行する銅剣として、日本での出土例はごく少数であり、貴重な遺物である。