県指定 有形文化財 美術工芸品

南無阿弥陀仏名号板碑 附 四面仏石塔残欠

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時代/南北朝  所在地/大牟田市藤田町743 藤田天満宮
【指定年月日】
昭和33年11月13日

【公開等】
常時公開

高さ121cmの板碑で、頂上を三角とし、二条の太い刻線が横に入る。中央に「南無阿弥陀仏」の名号を記す。両側の縁部に銘文があり「奉彫刻石仏一基逆修善處七分全得願主藤原吉家浄高 時享禄二白(1529)己丑八月如意珠□結縁諸衆等敬白」と記されている。板碑の横には、凝灰岩製の層塔の初層塔身と笠が残されている。塔身の四方に毘沙門天・十一面観音・不動明王・倶利伽羅剣が彫られる。銘文から、貞和7年(1351)に藤原助継によりつくられたものとわかる。

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