英彦山のボダイジュは、英彦山の宗像神社(弁財天)の境内に生育する。中国原産の落葉高木で、日本へは臨済宗の開祖栄西が持ち帰ったとされ、日本各地の仏教寺院で見ることができ、6~7月頃には淡黄色の花を咲かせる。修験道が盛んであったころは数本の菩提樹があったようだが、現在は本樹のみが確認できる。指定時の規模は、樹高17m、胸高周囲1.5mである。ボダイジュは、樹下で釈迦が悟りを開いたことから霊木とされ、多くは廃仏毀釈時に切られてしまったため、このような古木が残ることは貴重である。