国指定 史跡

求菩提山

  • 求菩提山
時代/平安、鎌倉、南北朝、室町、安土・桃山、江戸
所在地/豊前市大字求菩提121番1ほか
【指定年月日】
平成13年8月13日

【公開等】
常時公開(現地)
※出土した資料などは麓の求菩提資料館に展示されている。
問合せ先:豊前市教育委員会生涯学習課(代表0979-82-1111)
     求菩提資料館(0979-88-3203)

求菩提山は、豊前市の南に存在する標高782mの円錐形の山で、平安時代後期より、豊前修験道の中心的な山岳霊場として知られている。かつて「一山五百坊」と称されたように、山中には座主館跡、みそぎ場の他、多数の坊跡が残っている。八合目には大日窟、普賢窟、多聞窟、吉祥窟、阿弥陀窟といった修行の場があり、「五窟」と呼ばれている。山内には多くの文化財が残され、1142年(康治元年)に勧請された「銅筥」に納められた「銅板法華経」は、国宝に指定されている。

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