有形文化財 美術工芸品

刀 銘 筑州住左行秀鍛之 嘉永二二年二月日應小倉正治好

よみがな/かたな めい ちくしゅうじゅうさのゆきひでこれをきたう かえいよねんにがつひおぐらまさはるこのみにおうず
時代/江戸
所在地/太宰府市石坂4-7-2 九州国立博物館
【指定年月日】
昭和33年7月26日

長さ97.0cm、刃長73.2cm、反1.8cm、嘉永4年(1851)の制作。鎬造り、庵棟、身幅広く重ねはやや薄めの大鋒。鍛は小板目に肌よく約み、ところどころに流れ肌が交じる。刃文は焼幅が広く、浅い湾れを基調とした大互の目混じりで、足長くよく入る。金筋や砂流しかかり、匂口明るく冴える。帽子は浅く湾れて丸く返り、先掃きかける。茎は生で、刃上がりの栗尻、鑢目は勝手下りに化粧つく。
作者の左行秀は、筑前国上座郡出身の江戸後期を代表する刀工。土佐・山内家のお抱え刀工であった関田勝廣の推挙により土佐に下り、当地で活躍した。「土佐正宗」の異名をとり、土佐藩15代藩主の山内容堂も「今様正宗」と絶賛するなど、同時代的な評価が極めて高かったことでも知られる。

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