像高48cm、方形の台座に乗る。やや直立した姿をとり、耳を後ろに引き、たてがみを揃えて、先を巻く。首輪を刻み、3個の鈴を付けている。台座は忍冬唐草文を陰刻し、台座の脚まで一石に彫られている。阿形は前脚で母親を見上げる子獅子を抱き、吽形は閉じた口に紐をくわえ、胸前に紐に繋がる手毬を抱えている。いわゆる子持獅子、玉取獅子と呼ばれる形式で、中国宋代の作風を伝えている。背中に建仁元年(1201)、藤原支房なる人物が宗像宮の第三宮に奉納したことを記す銘がある。