中山不動として知られる像で、円清寺の裏の不動堂の本尊であった。像高81cm、脇侍の矜羯羅童子(こんがらどうじ)・制吒迦童子(せいたかどうじ)は91cmの立像。不動はケヤキ材の一木造、両手は肩からなく、膝前は離れており、頭頂・耳・背刳の蓋等が欠失するが、天地眼で三道を刻み、条帛をつけている。両脇侍は顔が損傷し、体部も表面が腐蝕する。平安時代後期の制作と考えられるが、この時期の不動三尊は県内で唯一のものである。