高さ47cm、ヒノキ材で、頭部と胸前と腹部が残されている。頭部は縦に材を寄せてつくり差首とし、胸の材に継いでいると考えられる。別材で造った両肩からと膝前及び背は失われている。平安後期の完成された彫法で、低い丸みのある肉髻、小振りの螺髪、豊頬で切れ長の目等、当時の一流の作品であることを感じさせる。