像高192cm、ヒノキ材の寄木造で、高い髻をつけ、面長の顔に玉眼を入れ、頬を盛り上げて強い表情をつくる。胎内の墨書銘は弘安10年(1287)と判読できる。天文21年(1552)と江戸期に修理された。本像は黒木四郎定善の像とされ、地元の崇敬を集めてきた鎌倉時代の観音像である。