宗像大社に伝来する板絵著色の三十六歌仙扁額。桃山時代から江戸時代にかけて制作された5組173面で、いずれも1面にひとりの歌仙を描く形式であり、上方に和歌を墨書し、下方に上げ畳に坐した歌仙を描く。各5組はそれぞれ独立した扁額であるが、いずれも宗像大社に奉献され、辺津宮、中津宮の拝殿を荘厳していたという共通点をもつため、一括の指定としている。①35面 「州信」印あり 桃山時代制作②36面 画・狩野永真安信(1614~1685) 書・持明院基時(1635~1704) 延宝8年(1680)、福岡藩第3代藩主黒田光之による奉納③33面 画・衣笠守昌(?~1705、06) 書・大野市太夫 貞享3年(1686)、黒田光之による奉納➃36面 書・立花重根(1655~1708) 元禄13年(1700)制作⑤33面 画・尾形守厚(1722~1781) 安永8年(1779)奉納