有形文化財 美術工芸品

春日神社宮帳

よみがな/かすがじんじゃみやちょう
時代/安土・桃山
所在地/田川市伊田2734-1 田川市石炭・歴史博物館
【指定年月日】
平成8年5月31日

春日神社(田川市宮尾町)に伝わる文書1巻で、末尾に「元亀二年辛未(1571)三月七日 二村対馬守里種(花押)」とある。平安時代末期に摂関家の荘園であった豊前国田川郡弓削田荘に鎮守神として祀られた春日神社の年中行事を記したものである。前欠があるものの、正月5日の阿弥陀経会にはじまる年中10度の仏神事の詳細を知ることができる。
祭祀の負担は弓削田荘の27(別家を含めと34)の名(みょう)単位で分担され、それぞれ祭田からの御供米や餅、酒、切米等を奉納した。中世における鎮守神の祭祀構造とそれを担った各名の社会的役割を記録した史料として価値が高い。

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