大乗寺跡から4つに割れた状態で出土したもので、現在は冷泉小学校跡北側に接合した状態で建てられている。高さ180cm、幅100cmの安山岩製の板碑である。線刻で中央に地蔵菩薩立像、脇侍は中国風の表現で、向かって左側が童形の女性立像、右側が竪琴を持った男性立像である。銘文中に「元女姿 楽師」とあり、脇侍の女性立像を指すと考えられる。地蔵菩薩像の下に「康永四季乙酉」の紀年銘があることから、造立時期は康永4年(興国6年、1345)と考えられる。