古墳に樹立された石製品、いわゆる石人・石馬は筑後では八女市岩戸山古墳のものが有名であるが、大牟田からも出土しており、共通の文化があった証となっている。甲を表現したものであり、冑は伴わない。古い開発により出土したため古墳の詳細は不明であるが、その形態から古墳時代中期に位置づけられるものであり、同種の中で古式に位置づけられる。