中尊は像高88cm、ヒノキ材の寄木造で、漆箔が施された安定感のある仏像である。施無畏・与願印、偏袒右肩に衣をつけ、左足を上に結跏趺坐する。頭部は肉髻が大きく、小粒な螺髪、豊かな頬で、切れ長の彫眼等、平安後期の様式を残している。両脇侍もヒノキ材の寄木造で漆箔をおき、本尊と同様の造りをしている。三尊は昭和30年(1955)に修理されているが、当寺の創建時に造立されたものであろう。