重要文化財 美術工芸品

紙本墨書  法華経(開結共) (元暦建久ノ奥書アリ) 十巻 理趣経 一巻 法華経 一巻

よみがな/しほんぼくしょ ほけきょう(かいけつとも) (げんりゃくけんきゅうのおくがきあり) りしゅきょう ほけきょう
時代/鎌倉
所在地/太宰府市石坂4-7-2 九州国立博物館
【指定年月日】
明治44年4月17日

今津の誓願寺に伝世した写経12巻。
一つ目は法華経8巻及び開経・結経の計10巻。そのうち、開経・結経には元暦2年(1185)の奥書があり、同寺を建立した檀那寛智・仲原氏の名がある。法華経には建久3年(1192)の奥書がある。共に栄西の再度入宋の前後にあたり、栄西の筆と推定されている。
二つ目は、理趣経1巻で、斐紙銀界、朱の訓点を付す。
三つ目は、法華経方便品1巻で、斐紙銀界、表の欄外及び紙背は銀砂子蒔、金銀切箔散を施す。両経ともに鎌倉時代の写経である。

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