藤原範光(ふじわらののりみつ、1154~1213)は鎌倉時代の公卿。後鳥羽院政で近臣として権勢を振るった。「詠暁紅葉和歌/春宮亮藤原範光/ちゝのあきまつのをや/まのしたもみちときはに/てらせしののめの月」。範光は、熊野詣で開催された歌会での和歌を懐紙に書き留めた熊野懐紙の中にその筆跡がみえる。