高さ85cm、幅25cm、玄武岩製で六角形の石柱状の板碑である。表面には、阿弥陀三尊を示した梵字を三角形に刻み、裏面には胎蔵界曼荼羅、金剛界曼荼羅を描き、いずれも中央に大日如来を配置する。紀年銘から延久2年(1070)に造立されたと考えられ、県内最古の板碑である。伊藤常足の「鷺見日記」(天保6年〔1835〕)によると、当地から掘り出しお堂を建てた、という記述がある。