筑前一の宮、福岡市住吉神社社殿裏から出土したと伝わるもので、銅矛6本、銅戈5本がともに出土した可能性がある。弥生時代前期の終わり(約2200年前)頃、朝鮮半島から北部九州へもたらされた銅剣・銅矛及び銅戈などの青銅製武器は、次第に国産化され始め、それとともに長大・幅広・扁平化し、祭器専用としての性格が強くなっていく。住吉神社出土の銅戈・銅矛はこれらの変遷を知る上で貴重な資料である。